当記事では水溶液について、中学1年生で学ぶ範囲を解説します。
質量とは
質量とは物質の量を表すものです。中学生で学ぶ理科の範囲では質量の単位にはキログラム(kg)やグラム(g)を使います。
キログラム(kg)はグラム(g)の何倍?
質量をあつかう問題を解く時には気をつけなければならないことがあります。それは「単位をそろえる」ことです。
たとえば1にを加えた質量を考える時、やと答えてしまってはいけません。単位が違うのでキログラムをグラムへ(もしくはグラムをキログラムへ)そろえる必要があります。
はグラムに直すと、はキログラムに直すとなので、にを加えた質量は、もしくはと表さなければいけません。
小学校で習う考え方ですが、中学3年生でも単位をそろえず問題を解いてまちがえることはよくあります。気をつけましょう。
密度とは
中学生になると新しく密度について学びます。密度とは以下のようなものです。
例えば、体積の物質の密度はとなります。
いろいろな物質の密度
密度は物質の種類によって決まっている値のため、物質の種類を調べる手がかりの一つになります。
代表的な物質の密度を表に一覧にしてみました。
密度が大きいほど物質は重くなるので、水などの液体と個体の密度は個体を液体に入れた時の浮き沈みで比べることができます。
たとえば密度0.90のプラスチックは密度1.00の水より密度が小さいため水に浮き、密度が2.70のアルミニウムは水に沈みます。
まとめ
密度の求め方は中学から高校にかけての理科で常に関わってくる考え方です。ぜひこの記事を何度も読んで内容をおぼえることをお勧めします。
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